キャバクラ経営コラム・毎日満席になっても赤字になる仕組み

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キャバクラ経営コラムタイトル
★毎日満席になっても赤字になる仕組み
席数と女子出勤

またに異業種の方から、「キャバクラって何席あればどれくらいの粗利が見込めるの?」 と聞かれる事があります。 居酒屋やラーメン屋など飲食店の発想で聞かれても、簡単に応える事が出来ないのが キャバクラという業種なので、返答に困ってしまいます。 キャバクラの場合、女子キャストが商品で、商品原価(女子給)が毎日変動するという 極めて厄介な商売なのですが、飲食店の場合は、平均客単価×平均原価率×平均客数で、 何人集客すればどのくらいの粗利が見込めるか?という計算をします。

しかし、キャバクラであっても、平均値として算出すれば大まかな計算はできるのですが この変動する商品の原価率(女子給)というのが問題です。 単に歩合で女子給が変動するという意味ではなく 来店客数によって原価率(女子給比率)が大きく変動するからです。

例えば
(平均客単価13000円)
(平均女子給比率50%)で
一日25人集客すれば売上は325,000円になります。
で、女子給比率が50%なら175,000円の粗利なのですが
日給15000円の女子キャストを15人出勤させていれば、その日の女子給合計は225000円となり
粗利益は325000-225000円=100000円となります。原価率(女子給比率)は69%となります。
この数値は25人集客した場合の数値なので、もっと客を入れれば問題ないと思ってしまう方も多いでしょう。 しかし、いくら客を呼んでも座る席がなかったら?どうでしょうか?

営業回転率はキャバクラ業界では、あまり注目されていないですが、結構重要な数値だと私はそう思っています。 VENUSに搭載しているので、毎日この数値を見ていると よく解るのですが、長時間営業しているお店以外で一日に2回転する事はなかなかありません。 理由は至って簡単で、お客様がキャバクラに行く時間帯はだいたい同じ時間帯だからです。 アフターに力を入れているお店は、閉店間際の来店が増えますが、それでも毎日2回転を超える事は、なかなかありません。 満席状態で1回転+αという感じが殆どです。女子出勤がなければ、売上は作れないのですが、女子出勤を増やしても、お客様が座るスペースがなければ 売上を作る事ができないのです。この回転率は女子出勤数も絡んでくる数値ですが、時に入客数との関連を気にしてみるのも いいと思います。

席数が30席あるお店の場合、1対1の接客の接客をすれば、満席で15名お客様を入れる事が出来ます。 この場合、MAX女子出勤数が15名必要になります。
ここで、ちょっと計算してみましょう!
◎客単価:13000円
◎座席回転率:1.5回転
◎営業時間:20:00~25:00/5H
◎女子出勤:15名
◎女子時給平均:3500円
◎席数30席/MAX客数15名
満席15名で1.5回転した場合、その日の客数は22名(切捨てゴメン)となります。
客単価が13000円なので、その日の売上は286000円となります。
その日の営業時間は5時間、女子出勤は15名で平均時給が3500円ならば
3500円×5時間×15名=262500円が、その日の女子給になります。
売上286000円-女子給262500円=粗利23500円/日となります。


新規OPEN時は、女の子が沢山いる!というイメージが大切なので女子出勤が多くても構いませんが
この状態を続けると、毎日満席状態にしても経営は赤字になります。

改善策としては、女子出勤を減らすのが得策でしょう。
女子出勤が10名ならば、売上286000円-女子給175000円=粗利111000円となります。
(あくまでも22名/日の客数での計算になります。)

この場合、女子出勤が10名だと、一度に10人しかお客様を入れられませんが、余った席を待機席とすれば ピーク時にお店の中で待って頂く事ができます。この待機席があるだけで 満席時にお客様を逃がさないで入店させる事が出来るので稼働率が上がります。 「すみません、只今満席なのです。」と、フロントで断るより、 「只今、満席ですが15分ほどで空きますので、こちらでしばらくお待ち下さい。」と店内に案内した方が 売上に繋がるのは明らかです。

待機席にフリードリンク用のクーラーを置いて有料動画サイトを自由にみられるようにしているお店もあり、 この待機席の充実度が、意外にも売上に貢献したりするものです。

お店の席数と女子出勤数の関係は、キャバクラ営業では無視できない所なのかもしれません。



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